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箕面 (敷設艦)[みのお]
箕面(みのお)は、日本海軍の敷設艦。戦時標準船からの改造である。竣工が遅かったため実戦での活動は無く、戦後復員輸送に従事した。 ==概要== 太平洋戦争終盤となると本土決戦に備え機雷敷設艦が多数必要となったが、既にほとんどの敷設艦は戦没していた。そこで戦時標準船2DT型を改造して敷設艦とすることとした。当時建造開始直後だった本船を日本海軍が買収し、機雷敷設艦として完成させた。ただし、当時は貨物船も絶対的に不足しており、貨物船としても使えるようにデリックやハッチは残されていた。 艦の工事は他の船より優先されたが資材不足で工事が遅れ、完成は終戦直前になった。戦後は復員輸送任務に従事した。復員輸送任務終了後に本艦を貨物船として再就役させようとする動きもあったが、本艦が軍艦籍にあったためにGHQから許可が下りず、やむなく解体された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「箕面 (敷設艦)」の詳細全文を読む
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